ダイエット検定1級テキスト第4章「GI値と内分泌系の基礎」のポイントを受験前に書き出したものに, 後から加筆しました。

GI値と言う言葉自体は, 日本ではあまり浸透していませんが, 食後の血糖値上昇を緩やかにすることは, ダイエットサプリの効果の機序になっていることがあるだけでなく, 糖尿病や胃切除後の管理においても重視されています。

GI値の定義 (QI 32)

食品・食材を摂取した後の血糖値の上昇度合いを指数で表したもの
グルコース(ブドウ糖)を100とした時の相対値で表す

食品・食材のGI値表 (QI 33) → 問3 (第7章)

カロリー値とは比例しない。
精製されて白いものはGI値が高く, 逆に無精製の近く色が濃い (茶色, 白) ものほどGI値が低くなっている。

「低GI値食卓」でダイエット (QI 34)

低GI値食におけるポイント

低GI値食材を多く使用する。

白米→玄米
食パン→全粉粒パン・玄米パン・ライ麦パン
うどん→そば

調味料を工夫し, 砂糖は極力控える。

みりんやメープルシロップで代用。酢やレモンで酸味をつけたり, 香辛料やハーブで風味を工夫する。

タンパク質, 脂質, 食物繊維を一緒に摂る

糖質食材と消化管壁との間で堤防のような役割を果たして, 糖分の急激な上昇、インスリンの過度な分泌を防ぐ。
「低GI値食卓のポイントを3つ述べよ」と言う記述問題が出題されました。2級のQ34には, 「食べ順」のことまで触れられていますが, この3項目を書くのが無難だと思われます。

低GI値食と高GI値食の使い分けと注意点 (QI 35) → 問35

ダイエットや生活習慣病の予防と改善には, 基本的に, 低GI食が有効であるが, 場合によっては高GI食の方が, 有効である場合もある。

低GI食が有効なケース (QI 36) → 問26

スポーツを始める1〜5時間前。
ダイエット中, および生活習慣病の予防、改善を指摘された場合。

高GI食が有効なケース (QI 37) → 問34

スポーツの直前の栄養補給
マラソンなどの長時間もおよぶスポーツ中に行うエネルギー補給
風邪を引いて体力が低下しているとき
幼児期:柔らかく, 吸収が早く, 栄養価も高い, 高GI食の食品が向いている。

ダイエットにも関係するホルモンと酵素 (QI 38) → 問21

インスリン
グルカゴン
アドレナリン
ノルアドレナリン
ACTH
リパーゼ
cAMP
アデニレートシクラーゼ
ホスホジエステラーゼ

インスリン (QI 39) → 問20  問23

血糖値が上昇すると, 膵臓のβ細胞からインスリンが分泌される。
インスリンの働きで, 血液中の糖分を体内貯蔵へと導く。

体内にグリコーゲンとして蓄えられる量

血液中のグリゴーゲンの貯蔵量の上限は20g程度。
筋肉中のグリゴーゲンの貯蔵量の上限は200〜250g程度。
肝臓中のグリゴーゲンの貯蔵量の上限は150〜200g程度。
これを超えた糖分は, 脂肪細胞の中に, 体脂肪として蓄えられる。

グルカゴン (QI 40)

血糖値が下がったとき, 膵臓のα細胞から分泌され, 肝臓のグリコーゲンをブドウ糖に変えて, 血糖値を回復させる。

リパーゼとサイクリックAMP(c-AMP)と酵素アデニルシクラーゼ (QI 41)

脂肪細胞の体脂肪の分解は,リパーゼの働きによる。
cAMPはリパーゼを活性化させる。
cAMPはアデニル酸シクラーゼの働きで, ATPから合成される。

アドレナリン, ノルアドレナリン, 副腎皮質ホルモン(ACTH) (QI 42)

体脂肪を燃焼させるように働く。

同化・異化システムのコントロール (QI 43)

体脂肪の分解は,リパーゼの働きによる。
cAMPがリパーゼを活性化させる。
cAMPはアデニル酸シクラーゼの働きで, ATPから合成される。
グルカゴン, アドレナリン, ノルアドレナリン, 甲状腺ホルモンはアデニル酸シクラーゼを活性化させる。
一方, ホスホジエステラーゼはアデニル酸シクラーゼの働きを阻害するが、 カフェインは、フォスフォジエステラーゼの働きを低下させる。

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